今回は広島県内のカープファンが西武ドームに行く時の方法についてまとめてみました。
カープ女子の増加に代表されるように、広島カープのファンの方は全国各地に数多くいらっしゃいます。
しかし、その中でも最も多いのが広島県だと思うのですが、基本的にパ・リーグの覇者である西武ライオンズとは現在では年間に交流戦の3試合しか戦うことがないうえに、2年に一度の割合でしかメットライフドームで試合を行うことがありません。
そのため、順調に行けば日本シリーズで戦うことになるメットライフドームの所在地がどこにあるのかわかっていないカープファンの方も多いと思います。
ちなみに、メットライフドームは「埼玉県所沢市上山口2135」にあるドーム球場です。
埼玉西武ライオンズが本拠地とする場所です。
関東一行きにくいといわれることもあり、アクセスには注意点があります。
そんな、カープファンにはなじみの少ない西武ドームへのアクセス方法をまとめました。
西武ドーム(メットライフドーム)の最寄り駅は?
メットライフドームは埼玉県所沢市にある球場で、最寄り駅は西武狭山線と西武山口線の「西武球場前駅」となっており、改札を出たら徒歩2分ほどで正面ゲートに到着することが可能です。
西武ドーム(メットライフドーム)の最寄り駅は西武狭山線・西武山口線の西武球場前駅です。
メットライフドームの最寄り駅は西武線のみで駅の出口から正面ゲートまで徒歩約2分で到着します。
西武線沿線以外は乗り換えが必要になります。
帰りの混雑を避けたいために多摩モノレール・上北台駅まで歩かれる方もおられますが山道で、特に途中街灯のない道や見通しが悪く薄暗い道もありますのであまりおすすめできません。
広島から頑張って自動車で行くよ!って方は、メットライフドームに辿り着くルートが限られているので渋滞に巻き込まれたりメットライフドーム周辺の駐車場が確保できない可能性が高いのでどうしても自動車を利用したい場合は少し離れた駅の駐車場に停めてそこから電車で向かうのが得策です。
広島から関東へ飛行機で行く場合
広島から関東へ飛行機で行く場合には、広島空港から千葉にある成田空港か東京都大田区にある羽田空港へ向かう方法が考えられます。
目的地が成田空港であれば1時間30分ほど、羽田空港であれば1時間20分ほどで到着することができます。
ただ、メットライフドームへ行くということを考えると羽田空港を目的にした方が到着後の移動時間を考えるうえで最善策となるはずです。
なぜなら、羽田空港からメットライフドームまではバスや電車などの公共交通機関を利用した際の移動時間は1時間30分から2時間程度で済みますが、成田空港からは2時間から2時間20分ほどかかりますし、乗り換えも多くなってしまうからです。
ですから、広島から関東へ飛行機で行く場合には羽田空港を目的地とすることをおすすめします。
広島空港から羽田空港のフライト時間は約1時間半であり新幹線より圧倒的に早いのが特徴で、通常運賃は2万円から3万円となっていますが、飛行機は早くに予約するほど早割で安くなるのもメリットです。
しかし広島空港は市内から距離があるので市内に住んでいる方は新幹線の利用がおすすめです。
広島から東京の移動に関しては広島空港の立地やその他空港で様々な手続きをすることも踏まえると飛行機を利用しても新幹線と所有時間はあまり変わらないことが多く手荷物検査などの手続きの手間を考えると新幹線の方が優位に立っているともいえます。
時間があり格安航空券が予約できる場合のみ飛行機で移動するのも良いでしょう。
羽田空港から西武ドーム(メットライフドーム)へのアクセス
羽田空港からメットライフドームに向かう場合は東京モノレールや京阪急行線経由、リムジンバス経由がおすすめです。
リムジンバスの場合
羽田空港からメットライフドームへ向かうために最も乗り換えが少なく簡単な方法は、羽田空港から所沢駅東口行き羽田空港線のリムジンバスに乗って所沢駅に行くことです。
所沢駅からは西武池袋線に乗って西所沢駅まで進み、そこで西武狭山線に乗り換えて西武球場前駅で下車すればメットライフドームに到着します。
また、同じく新宿駅西口行きのリムジンバスに乗って新宿駅に行く方法もあります。
新宿駅から山手線で池袋駅まで進めば、あとは同様に西武池袋線と狭山線を利用すれば良いのです。
東京モノレールの場合
東京モノレールを利用する場合はまず東京モノレールで浜松町まで出て、その後JR山手線に乗り換え池袋駅で降り西武池袋線に乗り西所沢駅で降り、西武狭山線に乗り西武球場前に到着します。
京急空港線に乗る場合
そして、それらの移動手段では1,700円ほど料金が必要となるのですが、羽田空港国際線ターミナルから京急空港線の芝山千代田行きに乗って品川駅へと進み、そこから山手線で池袋駅まで出る方法を採れば、5分から10分ほど多く時間はかかるものの1,000円ほどでメットライフドームに到着することができます。
広島から関東へ新幹線で行く場合
広島駅から関東に新幹線で行く際、所有時間は最速列車であるのぞみで約4時間です。
新幹線で関東に行くメリットは時間通りに移動できる定時制と乗り換えの少なさ、本数の多さです。
メットライフドームまで行くには東京駅まで出るのですが広島駅から東京駅までを移動できるのぞみは1時間に約3本走っているため利用する時間を自分の都合に合わせやすいです。
新幹線は飛行機に比べて遅延や運休のリスクも少なく時間通りに移動できる安心感が大きく、さらに指定席が埋まっている場合でも自由席に乗ることができるのも飛行機にはないメリットです。
移動の負担も少ないので移動時間が多少長くなっても大丈夫な方は新幹線を利用するのがおすすめです。
広島から関東へ新幹線で行く場合には広島駅から新横浜駅・品川駅・東京駅に向かう方法が考えられます。
しかし、西武ドームへ向かう際に新横浜駅で下車したとしても、結局は品川駅へと移動しなければなりませんので新横浜駅で降りるのは得策ではありません。
また、品川駅や東京駅からは共に西武ドームまでの移動時間は1時間20分前後となっています。
ただ、池袋駅から西武池袋線のレッドアローを利用する場合、品川駅からでは1,000円以上の運賃が必要となりますが、東京駅からでは1,000円以内で移動することが可能です。
そして、レッドアローを利用して移動をする場合には東京駅からの方が10分ほど早く到着することができます。
ですから、広島から関東へ新幹線で行く場合には東京駅を目的地とすることをおすすめします。
東京駅から西武ドーム(メットライフドーム)へのアクセス
東京駅からメットライフドームに行く場合に乗り換えを最小限にし時間もなるべく早くするには次の2通りのルートがおすすめです。
1つ目のルート
東京駅から山手線・内回りで池袋駅まで出ます。池袋駅で西武池袋線に乗り西所沢駅で降り、西武狭山線で西武球場前駅に行くことができます。
2つ目のルート
東京駅から東京メトロの丸ノ内線で池袋駅まで出る方法もあります。
池袋駅からは先ほどと同じルートでどちらのルートを利用する場合でも料金は570円です。
乗り換えや乗り継ぎで多少前後はするのですが、東京駅から1時間30分ほどでメットライフドームまで行くことができます。
実際に利用される際には混雑しているかもしれない状況を踏まえて余裕をもって行動した方が良いでしょう。
3つ目のルート
また、そのほかには東京駅から京浜東北線で有楽町駅に進み、東京メトロの有楽町駅から有楽町線に乗り入れている西武池袋線のS-TRAINで所沢駅まで出て、そこから西所沢駅まで進み、そこから西武狭山線に乗って西武球場前駅で降りるという方法もあります。
しかし、この移動方法は平日の夕方以降に限られており、平日の日中や土日では不可能です。
前の日に西武ドーム近くで宿泊するのであればこの方法が良いでしょうが、基本的にはオススメしません。
シンプルに東京駅からは山手線や丸の内線で池袋駅まで出て、西武池袋線と西武狭山線を乗り継ぎながらメットライフドームに向かうことをおすすめします。
行きに注意する事
昨今ではメジャーリーグのスタイルに習ってホーム側とビジター側のサイドを入れ替える球団が増えていますが、メットライフドームも同様に入れ替えが行われ、1塁側がビジター、3塁側がホームとなっているため間違えないように気をつけたいところです。
メットライフドームの出入り口は4箇所設置されていますが、ビジターのファンは1塁側入場ゲートが指定されています。
また、メットライフドームは既存の球場に屋根を設置した「半ドーム」となっており、外周部には外と直接繋がっている場所があり風や鳥も通り抜けることがあるだけではなく、エアコンなども設置されていません。
そのため、天気の良い日には席によっては直射日光の影響を受けるケースもあるため、熱中症には一般的な屋外の球場と同様の対策が必要です。
所沢駅からは約十五分で行くことができます。
駅は西武ライオンズに染まっており、改札も広々としていて混雑しないように工夫されています。
帰りに注意する事
試合終了後には混雑を避けるために係員が指定したブロックごとに退場する「規制退場」が実施されることがあるため、出口までのルートが限定的に誘導されるのに加えて帰りの時間が予定通りにならないケースもあります。
そのため、グッズやお土産を購入したい場合には早めに済ませておきたいだけではなく、帰りを急ぐ場合には試合終了前の自由に移動できる時間帯に帰るという決断が必要になる場合があります。
また、多くのケースではホーム側のファンとビジター側のファンが可能な限り顔を合わせないような工夫がされていますが、試合結果によっては相手チームのファンを見つけて感情を表に出してしまう方も少なくありません。
そんな時でもスポーツマンシップに則り、お互いにフェアプレイで気持ちよく帰りたいところです。
西武ドームへのアクセスについては、行よりも帰りのほうが注意が必要です。
最寄りの駅が西武球場前駅しかないため、いくら改札が広々としていても混雑することはほぼ必ずと言っていいでしょう。
先ほども言った通り、電車の本数が少ないため長時間の混雑が予想されます。
臨時電車は来るので、「帰れない」心配はありません。
ビジネスホテルも近場では「ホテル観音閣」というホテル一軒のみです。
しかし、この事情を知っている地元民の方たちは西武ドームで行われたコンサートや試合などの余韻に浸りながら、仲間や人によっては知らない人たちと、小手指駅や西所沢駅にゆっくりと歩いて帰る方も多いようです。
自然を楽しみながら歩けるので楽しく帰れます。
宿泊はここがベスト「新幹線の方」
オススメその1 パレスホテル大宮
新幹線を利用して埼玉県に入る方が宿泊する場合には、JR大宮駅西口から徒歩3分のところにあるパレスホテル大宮がおすすめです。
無料のWi-Fiを完備し、1日1本のミネラルウォーターの無料提供をはじめ、朝食はレストランで食べ放題のコースがあるなど嬉しいサービスが満載です。
宿泊プランには定番のスタンダードプランをはじめ、28日前までに申し込むと割引が適用となる早期割り28プラン、14日前までに申し込む早期割り14プランと言った割引サービスが提供されています。
メットライフドームへのアクセスは、JR大宮駅から池袋駅で西武池袋線に乗り換え西所沢駅で西武狭山線乗り換えて西武球場前駅を下車して徒歩約16分です。
オススメその2 所沢パークホテル
宿泊する方にお勧めなのは、所沢パークホテルです。所沢駅に近いホテルです。
繁華街に近いので、コンビニもありますし、居酒屋などもあります。コンサートや試合当日は臨時電車が遅くまで出ているため交通に不便はありません。
オススメその3 ホテルレックス立川
東京からのアクセスですと、ホテルレックス立川がお勧めです。
立川駅から徒歩五分です。女性専用ルームやカードキーによる万全なセキュリティー、枕を好みのものを選択できたりと女性にうれしいアイテムも充実してます。
宿泊はここがベスト 翌日も観戦する方
西武ドームから最も近い観音閣
1日だけではなく翌日も連続して観戦する方にはメットライフドームから僅か397m、徒歩で約5分程度という非常に近い場所に立地しており、料金もリーズナブルなホテル観音閣がおすすめです。
周辺には自然公園が広がり武蔵野の緑豊かな景色と狭山湖、多摩湖があり、さまざまな野鳥も訪れることからバードウォッチングの名所にもなっています。
自然の中にそびえ立つビジネスホテルの落ち着いた雰囲気で、観戦の疲れをゆっくりと癒すことができるほか、日本シリーズの時期には気候によっては紅葉も楽しむことができます。
試合観戦で疲れた方もすぐに休憩することができ、翌日の試合観戦も万全の状態で挑むことができます。
近場にはコンビニや居酒屋店などもあるため食事に困ることはないと思います。しかし閉店時間が早いお店も多いので、注意が必要です。
そんなホテル観音閣の大人1名の料金は1泊2日で5,000円から8,000円程度と格安で、連泊したい方には嬉しいところです。
ホテル観音閣にはシングルルーム(10㎡)とツインルーム(15㎡)があり、USBコンセントやフリーWi-Fiもあります。
和室もあるため外の自然と合わせて、とても良い雰囲気の中過ごすことができます。
山の中にあるため夜は静かで快適です。口コミでは朝食もおいしいとのことです。またチェックインの時間が早いことが好評です。
宿泊はここがベスト 飛行機の方
オススメその1 スーパーホテルさいたま・大宮
飛行機を利用してメットライフドームへ向かう方には羽田空港への空港路線バスや成田空港への成田エクスプレスが乗り入れている大宮駅周辺の宿泊施設がおすすめです。
その中でもスーパーホテルさいたま・大宮は、大宮駅西口から徒歩約10分の好立地です。
全客室には1500幅広のダブルベッドや無料Wi-Fiを完備し、栄養のバランスが考慮された健康朝食無料に加えて天然温泉も無料で入ることができるのも嬉しいところです。
宿泊料は、最もリーズナブルな「お部屋タイプおまかせ」がお1人様3,240円から、「ホテル駐車場を利用しない割引プラン」では4,490円から、ハイグレードなスーパールームが5,000円からとユニークかつ幅広いプランが提供されています。
オススメその2 羽田エクセルホテル東急
羽田空港周辺のおすすめのホテルは、まず一つ目は羽田エクセルホテル東急です。
羽田空港から約500mです。華やかな銀座まで車で二十分で行けるなど、観光する方にもおすすめの場所です。
オススメその2 ロイヤルパークホテルザ羽田
ロイヤルパークホテルザ羽田もおすすめです。距離は1.5㎞です。
羽田空港ターミナルから直接アクセスすることができます。
スタイリッシュな空室は防音対策がしっかりしているので、空港から近いにも関わらず、静かな空間で落ち着けます。
フロントデスクは24時間対応で、ビジネスセンターやバーも併設されています。東京駅や横浜駅まで電車で30分ほどでアクセスすることができます。
まとめ
今回は、広島カープファンが西武ドームに行く時のアクセス方法についてまとめてみました。
西武ドームは、関東の中でもアクセスのしにくい球場だと言われています。
また、西武ドームは通常のドームとは違って、事前準備が必要となるケースが多い球場です。
カープファンにはなじみが無いと思うので別記事にまとめました。
カープファン向け|メットライフドーム(西武ドーム)へ行く時の必需品